2018年5月に新船がデビューした大阪⇔志布志航路のさんふらわあさつまに乗ってきました。シティホテルのような客室と広々とした共用スペースが快適で14時間の船旅もあっという間でした。スイートの客室内や共用スペースの様子、バイキングレストランの夕食のメニューを中心に新造船のさんふらわあさつまを詳細にレポートします。

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九州⇔関西間のフェリー航路と就航年度

九州⇔関西間のフェリー航路数

九州⇔関西間には多くのフェリーが就航していますがいくつ航路があるかご存知でしょうか?

大阪⇔別府、神戸⇔大分、大阪⇔志布志を結ぶフェリーさんふらわあ
北九州(新門司)⇔大阪(泉大津)・神戸(六甲アイランド)を結ぶ阪九フェリー
大阪南港⇔新門司港を結ぶ名門大洋フェリー
宮崎⇔神戸を結ぶ宮崎カーフェリー

と現時点で7航路あります!

フェリーの就航年度

就航年度を見てみると、

志布志⇔大阪航路のさんふらわあさつま(旧)とさんふらわあきりしまは1993年
別府⇔大阪航路のさんふらわああいぼりとさんふらわあこばるとは1997-1998年
宮崎⇔神戸の宮崎カーフェリーのみやざきエキスプレスは1996年、こうべエキスプレスは1997年
新門司⇔神戸航路の阪九フェリーのやまととつくしは2003年
別府⇔神戸航路のさんふらわあごーるどは2007年、さんふらわあぱーるは2008年
新門司⇔泉大津航路の阪九フェリーのいずみとひびきは2015年

となっています。志布志⇔大阪間は以前から乗ってみたいと思っていたのですが船が古いので九州⇔関西間でフェリーを利用する時は大分⇔神戸航路を好んで使っていました。やはり同じような値段を払うなら新しくて快適な方がいいですからね(笑)

大分⇔神戸航路のさんふらわあぱーる乗船記は以下のリンクからどうぞ!

2018年に大阪⇔志布志(鹿児島)航路に新船がデビュー!

2018年に大阪⇔志布志(鹿児島)航路に新船がデビューしました!

さんふらわあの公式ホームページは以下になります

まずは20185月にさんふらわあさつまの新船が投入されました!ニュースなどでかなり取り上げられたのでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

2018年9月にはさんふらわあきりしまも新船に変更予定となっています。ですから20189月中旬以降は大阪⇔志布志航路は毎日新しい船ということになります。

大阪↔志布志間の583kmを約15時間で結んでいます。速度は23.0ノットだそうです。九州関西間のフェリーの多くが瀬戸内海経由なのに対して、大阪志布志、神戸宮崎航路は太平洋経由です。波が荒い時はけっこう揺れます。

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新船はより大きく豪華だけど一人当たりのスペースはゆったり

従来の「さつま」と新しい「さつま」は何が変わったのかチェックしてみます。

船は大きくなりましたが旅客定員数は減っています

船の大きさの目安である総トン数は旧船の12415tから13500tにアップしました。全長192m 27mで旅客709名トラック121台乗用車134台を積むことができます。船の大きさが大きくなったのですが、旅客定員数は旧船の921名から709名へと減少しています。これは8割以上が個室タイプの客室となり、共用スペースも拡張されたためです。

共用スペースが広くなりました

船内中央のパブリックスペースは旧船の2.5倍に、レストランは面積が旧船の1.5倍、座席数は20%増えて206席に、展望浴場も旧船の1.7倍の広さに拡張されています。

つまり船は大きくなったものの空間をぜいたくに使えるようになり快適な船旅が楽しめるようになりました。しかも個室には、シャワー、洗面スペース、トイレが完備されています。

客室の種類が豊富になり、個室の割合が増えました

一般客室は全5グレードあります。この日はどの部屋も満室で新船の人気のほどがうかがわれます。

 客室のグレード

スイート

最上級グレードとなる「スイート」が新設されました。

スイートルームは計12室。うち2室はバリアフリー対応となっています。通常のスイートは23平方メートル弱の客室に9平方メートル近い専用バルコニーを併設しています。バリアフリー型の2室はバルコニーがない代わりにさらに広い30平方メートルになっています。

 デラックス

これまで最上級だった「デラックス」の部屋も増設され、計40室となっています。洋室38室だけでなく2室和室があります。ペットと一緒に過ごせるウィズペットルームも10室あり。船内ドッグランも併設されています。全室海側となっており、窓からは太平洋を眺めることができます。

 スーペリア

スーペリア(32室)は窓はないものの個室タイプでチェアベッドを使えば2名まで泊まることができます。

スイート、デラックス、スーペリアといった個室はすべてシャワー、トイレ、冷蔵庫付き(スイートはさらにバス付き)となっています。また各部屋ごとに空調の調整も可能です。もうシティホテルと設備は変わりありません

プライベート

 下から2番目のグレード「プライベート」は基本的に相部屋ですが、ひとつひとつのブースが壁やアコーディオンカーテンで仕切られておりプライベートな空間が確保されています。

プライベートシングルは個室でアコーディオンカーテンで仕切られています。最近はやりのファーストキャビンというホテルのイメージです

プライベートベッドは相部屋の中にカプセルがいくつか入っているイメージで、各ベッドをカーテンで仕切ることができプライベートな空間が確保できます。カプセルホテルのような感じです。

 ツーリスト

最も安い大部屋「ツーリスト」も、ひとりひとりのスペースに仕切りカーテン、電源コンセントが設けられており、従来の「雑魚寝」のイメージはもうありません。

さんふらわあさつまの船内の設備・様子は?

6階

レセプション

乗下船口から船に入るとまずはエントランスホールに着き、レセプションがあります

エントランスホール・アトリウム

エントランスホールは3層吹き抜けとなっていて開放感抜群です。

柳原良平画伯の描いた先代「さんふらわあ さつま」デビュー時のイラストもあります

船内の案内図です

プロジェクションマッピングも!

吹き抜けの天井にはプロジェクションマッピングが投影され、幻想的な映像と音で彩られます。

子供たちは床に寝そべって天井に投影されるプロジェクションマッピングを見ていました(笑)

写真撮影コーナー

写真撮影コーナーがあり皆さん写真を撮っておられました

船員さんの制服も置いてあり記念撮影の際に自由に着ることができます

プロムナード

プロムナードのスペースは他の船と比べて相当広いです。椅子もたくさんあり皆さんくつろいでおられました。

売店

売店はさんふらわあグッズ、食べ物、お酒を含んだ飲み物、雑貨など品ぞろえは豊富です。

鹿児島土産も大阪土産も品数が豊富でお土産を買い忘れても安心です(笑)

アルコールなどの飲み物もコンビニとあまり変わらない価格で良心的です

自販機コーナー

こちらもコンビニとそんなに値段が変わらないようです

キッズルーム

狭いながらも子供が遊べるスペースがあります。この後テレビの前には子供たちがたくさん座っていました。

ゲームコーナー

フェリーには必ずあるゲームコーナーですがあまり遊んでいる姿は見かけませんね

レストラン

レストランは先ほど述べたように面積も増え、席数も増加しました。また、バイキングコーナーと席が分離されて、席を探す人とごはんを取りに行く人の動線が分かれゆったりと過ごせるようになりました。

レストランの営業時間・料金は以下の通りです。

レストランの夕食メニューについては後ほど詳しくレポートします!

7階

展望浴場

広くなった展望浴場の入り口です

24時間使えるシャワーがあります

朝早くは脱衣所に人がいなかったので撮ってみました。このように海が見えます。以前の船は脱衣所が狭かったのですが広くなっていい感じです。

浴室の内部はさすがに撮影できなかったので公式ホームページから写真をお借りしました

広くなっただけでなく洗い場に仕切りもできて快適になりました!

マッサージ機

マッサージ機が2つ設置されており、海を見ながらマッサージを受けることができます。

ドックラン

デラックス(ウィズペット)の通路を通り過ぎるとドックランが設置されています。フェリーにドックランがあるのはちょっとびっくりです。

8階

8階は客室も少なく人は少ないですが、8階を含めた各デッキ(三層)のアトリウムの周りにはくつろいで座れるイスが多く設けられており、本を読んだり、スマホを見たり、飲食をしたり、皆さん思い思いに過ごされておられました。

8階の客室の通路は下の写真のように落ち着いたインテリアに海を思わせる廊下のブルーの絨毯がキレイです。

レストランのメニュー

さて先ほど申しあげたようにレストランのメニューについて詳しくご紹介します

サラダ

前菜など

旨辛チキン
紅あずまサラダ
ふきと竹の子の塩きんぴら
豚ロースマリネ
枝豆
いとよりのフレンチマリネ
長芋サラダ
ブリ照焼き

隣にはホットミールが並んでいます

ビーフハンバーグ
明太子パスタ

バンケットビーフ
エビチリ

黒豚大焼売
からあげ
きびなご天ぷら

あとは写真を撮り忘れましたが

おでん

がありました

そして冷蔵ケースの中には

ローストビーフ
かんぱちの刺身

があります。

ごはんものとしては

チリ風味トマト雑穀ごはん

さんふらわあカレー

そして

味噌汁(九州産味噌)

じゃがいも冷製スープ
お子様カレー

もあります。

デザートも豊富です

フルーツ類

この日は

グレープフルーツ
すいか

ケーキ

ショコラケーキ
ロールケーキ

アイスクリームもあります

飲み物はソフトドリンクはフリードリンクです

アルコールは有料です。生ビールは500円で販売されています。

缶ビールや缶チューハイは自販機で購入できます

ワインや日本酒、ハイボールはリカーカウンターで購入できます

さて、バイキングはこんな感じでたくさん頂きました!

この後かんぱちの刺身を頂きながらゆっくりと飲ませて頂きました!

スイートの客室内の様子をご紹介

今回は発売日すぐに予約しようとホームページを確認したのですが狙っていた「デラックス(和室)」は即完売でした…3歳の子供が添い寝なので和室がよかったのです。デラックスと迷ったのですが、せっかくの機会ですし空いていたので奮発してスイートを予約しました!大人2人、小学生1人、添い寝幼児1人で車と一緒に乗ると決して安くはないのですが、高速で帰っても高速代2万円、ガソリン代ハイオク2回給油で18000円、10時間の運転はきついので途中で4人でシティホテルで1泊すると15000円はかかると考えるとめちゃめちゃ高い訳ではないと思います。

カードキーは新しいさつまでは返却式のカードキーになっています。

先ほど申しあげたように23平方メートル弱の客室にはツインベッド、ソファベッド、テレビ、空気清浄機、テーブル、椅子が備えられておりちょっとしたシティホテルのようです。

小学生の子供はベッドが必要なのでソファーをエキストラベッドにしてもらっています。

バス・トイレはこんな感じです。

9平方メートル近い専用バルコニーには2つのデッキチェアがあります。こちらで優雅にお酒でも飲みながら海を眺めたいところですが風が強すぎてそれどころではありませんでした(笑)

パジャマと持ち帰りOKのフェイスタオル、アメニティはカゴに入れられています。

アメニティは以下の写真のような感じです。シャンプー・リンス・ ボディーソープ・ 歯ブラシ・タオル・カミソリ・ボディタオル・コットンセット・くしとこちらもちょっとしたシティホテルと変わりません。

冷蔵庫は基本的に空ですが、「樵のわけ前」という天然水のペットボトルが入っています。こちらの水は売店で他の水より高い170円で販売されていました。テーブルの上の棚にはコップなどの他にお茶 ・コーヒー・紅茶 ・さんふらわあビスケットがありました。

今までの船はコンセントの数が少なく僕は延長コードを持ち込んでいたのですが、新しい船だけあってコンセントの数も豊富です!

空調も三段階でなく細かく調整できますしフェリーに乗っている感じがしません

何度も言いますが今までのフェリーの客室と比べかなり快適でもうシティホテルと変わらない感じで過ごせます。しばらく九州からの帰りは志布志からのフェリーにしたいと思います。

最後に

新しいさんふらわあさつまは何度も言うようにシティホテル級の客室に、メニューが豊富なバイキングレストラン、広くなった共用スペースととても快適で運航会社が「カジュアルクルーズ」と言っているのも納得できるとても快適な船旅でした!個人的にも九州まで往復運転するのはしんどい年齢になってきましたので今後も片道はフェリーでゆったりと船旅を楽しみたいと思います。しばらくは志布志航路を使いたいと思います!

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