もう古い話になってしまいましたが特典航空券で人生初のファーストクラスに搭乗してきました!月並みながら忘備録を兼ねてファーストクラスシートの様子や食事やサービスの内容など搭乗記を書きます。

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予約した経緯

ボスに誘われシカゴで行われる国際学会で発表することになったのですが病院の規定により海外の学会であっても国内出張と同じ旅費しか支給されないということでした。そこで航空券は特典航空券で賄って旅費を浮かそうと思ったわけです。陸マイラー活動により少しはマイルが貯まっていたので検索すると往路復路ともファーストクラスは空席でした。6か月をきっていた時期だったんですがシカゴ線はやはり不人気なんでしょうか。

往復ファーストにするにはマイルが少し足りなかったこと、往路はGWと重なったのでせっかくの機会なのでどこか他の都市に立ち寄って観光したかったことより

往路:ITM→NRT→SFO ビジネスクラス

復路:ORD→NRT→ITM ファーストクラス

で予約しました。 経緯と失敗談については以下の記事をご参照ください。

今回搭乗した便について

今回搭乗したのはANA国際線長距離路線の主力であるボーイング777-300ERです。

シカゴ発成田行きのNH11便(シカゴ11:50→成田14:50)でした。

予約した時は 11:00発13:55着(翌日) だったんですがスケジュール変更で少し遅くなりラッキーでした。

ANAのチェックインカウンターは3時間前にオープンとのことでした。 11時50分発なので8時50分にオープンと言うことになります。 渋滞を見越してUberでオヘア空港に向かったところちょうど8時48分に到着しました!計算通りです(笑)。 ANAチェックインカウンターはターミナル1の一番右端にあります。

チェックインカウンターはすでにオープンしていて大行列でした!隅っこにある案内を見ると8時45分オープンとの記載がありました。  なぜか5分だけ早いようです。大行列を横目にファーストクラスカウンターで受付です。学会最終日翌日ということで見知った顔が何人か並んでおり、「なんであいつはあそこで受付しているんだ」みたいな視線を受けて少しやり辛かったです。

完璧にパッキングしたつもりでしたがファーストクラスの制限32kgを3kg超える35kgでしたので空港の片隅で荷物を出して他のカバンに入れ替えるという作業をするハメになってしまいました。そんなトラブルもありチェックインに少し時間がかかってしまいました。

その後保安検査に向かいます。サンフランシスコにはスターアライアンスゴールドの優先保安検査レーンがあったのですが、シカゴオヘア空港にはありませんでした。長い行列に並び普通に保安検査を通過し、制限エリアに移動しました。アメリカ人は金属探知機を通るだけでしたが、アメリカ人以外は全員ボディスキャナーに入るので時間がかかります。サンフランシスコに比べるとシカゴはいろんなところで人種差別的な扱いを感じましたね…

保安検査通過後は残った小銭で有名なギャレットポップコーンのお土産を購入し、ユナイテッド航空の新しいラウンジ「ユナイテッドポラリスラウンジ」へ向かいます。ユナイテッドポラリスラウンジの内部の様子は以下をご参照下さい。

ファーストクラスは優先搭乗を利用できますがボスがビジネスクラスなのでボスを横目にファーストクラスに乗るのも憚られ優先搭乗が終わった頃に搭乗口に向かいます。ボーディングブリッジは2つあるようだったので前方の入り口に行ってみました。しかし、優先搭乗が終わったからか人がいなかったのでやむなくエコノミーの大行列に並びます。係員の人が一人ひとりチケットをチェックしています。僕のチケットを見て「you are first class!!」と言い前方を指さし係員の方に無線で連絡をしてくれました。前方はファーストクラス専用の入り口でした。 




シートの様子は?

今回の座席は2Kとファーストクラスでは一番後ろの列です(2列しかありませんが…)。

予約時は窓側は空いてなかったのですがある日ふとチェックしたところ窓側に空席がありすかさず変更しました。

座席配置は1-2-1が2列の計8席となっています。シートは大部分は壁で覆われており半個室が8つある感じです。2列目中央2D、2Gが空席でファーストクラスの乗客は6名でした。

お隣は空席でますます個室感が強くて快適でした

シートの上にはビジネスクラスのように全てがどーんと置かれているのではなく、クッションと毛布のみが置かれています。

実際に着席してみた時の眺めです。

アメニティーはモニターの前に置かれていたのですね! 前方には23インチの大型液晶モニターです。 下段にはパジャマやスリッパが置かれています。

アメニティーはSAMSONITEのポーチに入っている「ザ・ギンザ コスメティックス」のものです。ポーチは未開封ですのでポーチの中身についてはANAのホームページから拝借した以下の画像の通りです。

ファーストクラスのシートリクライニングはタッチパネルで操作できます。 

離着陸時、リラックス、ベッド(フルフラット)はワンタッチで、ヘッドレストやレッグレストを細かく自分好みの角度にしたければ詳細設定で自由に操作可能です!DO NOT DISTURBボタンまであります。

ヘッドフォン、めがね、小物類など収納できるスペースもあります。

スマホ、充電器、ヘッドホン、めがね、新聞、筆記用具など長距離フライトでは身の回りのものが多いので、置く場所や収納が多いのはありがたいです。

シートに着席するとファーストクラス担当のCAさんとチーフパーサーさんが立て続けに挨拶に来て下さいます。 新聞・飲み物のリクエスト、パジャマに着替えるタイミングなどなどいろいろと希望を細かく聞き取って下さいます。

写真を撮っていると「akaishi様が座席にご着席されている写真をお撮りしましょうか?」と聞いて下さったのでもちろんお願いします(笑)

 



機内での食事や仮眠などの過ごし方

まずはウエルカムドリンクのシャンパンを頂きます。皆さんのようにきれいに写真撮れませんでした… そしてファーストクラスは窓までの距離が遠くて座ったままでは景色が見にくいです

離陸後まず飲み物を聞かれます。もちろん飲みたかったシャンパンをお願いします。2種類とも飲みたかったのでお願いしました。 

シャンパン
「クリュッグ・グランド・キュヴェ」
「シャンパーニュ・アンリ・ジロー・フュ・ド・シェーヌ MV09」

やはりシャンパンの王様と呼ばれることもあるクリュッグは口の中でいろいろと感じが変わるというか奥深い味わいでした(素人でうまく表現できませんが…)。 飲み比べると違いが分かり楽しいです。

機内食の希望を聞かれます。

この日のメニューはこちらでした。

悩みましたがアメリカで肉は心置きなく食べたので久々に和食を食べたくなり和食をお願いしました。

 アミューズ
「生ハムとメロン」
「帆立貝とカリフラワーのスープ トリュフ風味」
「蟹肉とズッキーニのグリル マンゴーとともに」
「チーズペッパーバー」

どれも機内食としては美味しいものでした。チーズペッパーバーでシャンパンが止まりません

ここで白ワインを投入します

「カンボ・アレグレ2013」

心地いい酸味で和食にもあいます

先附
「ずわい蟹の酢浸し」
前菜
「雲丹酒盗」
「長芋漬け」
「いくら」
「桜大根甘酢漬け」
「つぶ貝ガーリック炒め」
「烏賊黄身焼き」
「牛肉野菜巻き」
「桜麩蜜煮」

つぶ貝ガーリック炒めが意外と美味しくワインが進みます。

お椀
「浅蜊真丈 梅素麵」

久々のお出汁が身体に染みわたります

 お造り
「鯛の昆布〆 柚子胡椒とともに」

鯛がねっとりとしていて柚子胡椒にもよくあい美味しかったです

炊き合わせ
「ロブスター白味噌煮」
酢の物
「鮟肝酢」
主菜
「カラスガレイ生姜煮」
御飯
「御飯 味噌汁 香の物」

久しぶりの御飯と味噌汁がとても美味しかったです。 魚はパサつきが気になり残念ながらイマイチでした… やはりアメリカ発の機内食の和食は日本で食べる和食とは繊細な味覚と言う点で及ばないなあと思いました。次回ファーストクラスに乗る機会があれば(人生に1回あるかどうか…)洋食にしてみようと思います

ここで焼酎を投入します。

やっぱり「村尾」ですよね~ 水割りで頂きます

デザートは勧められたので洋食のものを頂きます

デザート
「マーブルチーズケーキ ブルーベリーソースとともに」

アメリカのスイーツはあまり口に合いませんがチーズケーキは間違いないです

満腹になり酔っぱらったので日本時間に合わせ仮眠することにします。 CAさんにパジャマに着替える旨伝えるとトイレを整え着替えの台をセッティングしてくれます。

パジャマはとても着心地のいいものでした!

持ち帰りOKだったので持ち帰ったのですがもったいなくてあれ以来まだ着ていません(笑)僕はつい寝る前に着替えましたがほとんどの方は搭乗してすぐにパジャマに着替えておられました。乗り慣れている方はこのパジャマの快適さをよくご存じだからでしょうか?今後ファーストクラスに搭乗する方には搭乗してすぐにパジャマに着替えることをおススメします!

着替えている間に座席をフルフラットにしてベッドメイクしてくれます。着替え終わって出てくると服を預かって下さいます。よくファーストクラスに乗る時の服装はどうするべきかという論争がありますが、やはり服を預かってかけて頂く時にジーパンにTシャツではカッコ悪いんじゃないかなぁと個人的に感じました。僕は搭乗時カジュアルな格好ですが一応襟付きシャツにスラックスでしたのでこの時はこれでよかったなと思いました。

さて寝具の話に戻りますが行きのビジネスクラスと比べてもやはり快適でした。

一番違ったのは掛け布団です。ホームページにはコンフォーターと記載されていますが掛け布団とコンフォーターの違いは何でしょうか?めちゃめちゃ軽いのに暖かいです。

寝具向け素材としては世界一細いテイジンのポリエステルナノファイバー「ナノフロント®」や、特殊ポリエステル断熱保温わたなどの高機能繊維を駆使し、東京西川の技術で創りあげた次世代型超軽量コンフォーターです。 やわらかく、薄くても暖かいので、心地よくおやすみいただけます。

と公式ホームページにありましたが本当に快適で仮眠用に持って帰りたいくらいでした!

ベッドパッドは有名な東京西川「AiR®」のようです。枕もビジネスクラスのものと比べて柔らかく頭が包み込まれるような感触です。

時差ぼけ対策で前日にあまり睡眠を取らなかったとは言えショートスリーパーの私が4時間くらいはぐっすりと眠りました!

起きたらもうこんなところまで来ています

ファーストクラスはビジネスクラスのようにいつでも以下のメニューが注文できます。

食べようと決めていた一風堂ラーメンを注文します。

アメリカ発は「コク極まる味噌「大地」」です。 ブレブレですが… バターとコチュジャンを一緒に持ってきて下さいます。途中で入れるとコクが増して違いを楽しめました!

そしてラーメンを食べ終わったらCAさんが「フルーツはいかがですか?」と勧めてくださいます。せっかくなのでお願いしました!

飲酒後の寝起きで少し脱水気味の身体に染みわたる美味しさ!とっても贅沢です!

その後は大きな液晶モニターとノイズキャンセリングヘッドホンで映画を楽しみます。

行きに見ようと思っていた「本能寺ホテル」と「海賊と呼ばれた男」の2本を見ました!見てから気付きましたがどちらも堤真一さんと綾瀬はるかさんが出演していました(笑)

あっという間に到着2時間前になり2回目の食事が出てきます。

迷いましたが結局和食をチョイスします。

メニューは

小鉢
浅蜊と青梗菜の早煮

主菜
銀ひらす西京焼き

御飯 味噌汁 香の物

御飯のおともに
海苔 納豆 生姜の佃煮

焼酎 佐藤「麦」を水割りで頂きます

魚はやはりパサパサしていましたが他は大変おいしく頂きました。満腹です!

朝食を終え、映画を観終わるとあっという間にこんなところまで帰ってきました。

最後にデザートをいかがですか?とお菓子とお茶を持って来て頂きました!

14時37分成田空港に着陸し12時間ちょっとのフライトは終了しました! 12時間があっという間の夢の空間でした!悩んで復路のファーストクラスを予約してよかったと思いました。

エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスと乗ってみて思ったことは

エコノミークラスは「航空会社の都合に乗客があわせる」

ビジネスクラスは「乗客がお願いしたことをできるだけ聞いて航空会社があわせてくれる」

ファーストクラスは「乗客がお願いしなくてもいろいろと提案してくれてできるだけ乗客が快適に過ごすことを考えてくれる」

という違いがあるのかなぁと個人的に思いました。

ファーストクラスに乗った後のNRT→ITMの普通席がとても窮屈で辛かったです。ファーストクラスの余韻に浸ったまま自宅に帰れる関東圏の方々は羨ましいと思いながら帰宅しました。

 




国際線ファーストクラスは決して夢ではありません

僕もまさか自分が国際線のファーストクラスに乗ると思っていませんでした。国のVIPや芸能人、スポーツ選手、会社経営の人が乗る座席だとずっと思っていました。陸マイラーの諸先輩方がブログに書かれているので私なんかが書くことではありませんがこつこつとマイルを貯めれば給与所得者でも決して夢ではありません。僕が医者だから乗れたとかそんなことは全くないのです。僕みたいな勤務医ではまず自費では乗れませんから!

今回はGW明けのシカゴ路線と言うことであまり人気がなかったのか思ったより簡単に予約できてラッキーでした。綿密に準備されれば人気路線でもファーストクラスの空の旅は決して夢ではないことを繰り返しお伝えして搭乗記としたいと思います。僕もいつの日かまた乗れることを夢見て日々を頑張ります!

結論

ビジネスクラスでも十分だと思っていましたがファーストクラスは座席の質、サービスの質はやはり素晴らしく12時間の空の旅はとても快適であっと言う間でした。エコノミークラスに戻れるのか心配になります(笑)。人生でまた乗れる機会があるかはわかりませんがこの夢の空間で空の旅ができることを夢見ていろいろ頑張ろうと思いました

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