セントレジス大阪宿泊記~グランドデラックスキング・プラチナ会員特典など

ミシュランガイドで最高位の5レッドパビリオン(5つ星+ )を獲得するなど大阪を代表する高級ホテルであるセントレジス大阪にポイント宿泊してきました。セントレジス大阪の概要やアクセス、スカイライン グランドデラックス キングの室内の様子、マリオット/SPGプラチナエリート会員特典の内容、子連れ宿泊時の料金やサービス、ホテル内レストランでお得にディナーを頂く方法などをご紹介します。

セントレジス大阪とは?

St. Regis(セントレジス)はニューヨークでの創業以来100年以上の歴史を誇るスターウッドホテル&リゾート(Starwood Hotels & Resorts)(現在はマリオットグループ)の最高級ホテルです。

2018年10月12日発売の「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取 2019」でも大阪で2軒しかない最高位の5レッドパビリオン(5つ星+ ★★★★★)を獲得しています(ちなみにもう1軒はコンラッド大阪)。

アメリカの旅行雑誌最大手「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」誌が毎年夏に発表する読者投票ランキング「ワールドベストアワード2017」の「世界のトップ100ホテル」で日本のホテルとして唯一ランクインを果たしています(ちなみに92位)。

このように大阪、日本を代表する高級ホテルと言っていいと思います。

セントレジス大阪のアクセス

大阪を代表する2つの繁華街キタとミナミの真ん中である大阪メトロ御堂筋線中央線四つ橋線「本町駅」からすぐにあります。大阪のメインストリート御堂筋に面しており観光にもビジネスにも便利な大阪の一等地です。

大阪メトロ本町駅7番出口出てすぐにある本町ガーデンシティ内にセントレジス大阪は入っています。

7番出口を出るとこのような看板があり分かりやすいです。

エスカレーターを上がり地上に到着するとこのような地図があり、ホテルエントランスは御堂筋と反対側にひっそりとあり、ぐるっと回る必要があることが分かります。

ホテルのエントランスに到着です。車寄せも狭く、ここだけ見れば日本を代表する高級ホテルと思えないほどです(笑)。なぜ御堂筋側にエントランスを作れなかったのでしょうか?

1階はコンシェルジュデスク、レストラン「ルドール」のみとなっています。

セントレジス大阪は本町ガーデンシティの1階から2階、11階から27階にあり、ロビーは12階、客室は17階から27階で全160室となっています。

チェックイン、チェックアウトは椅子に腰かけて行います。2つしか椅子がなく休日は待ち時間ができるほどです。今回は連休前の宿泊でしたので常に人がいて写真が撮りにくかったです…

12階には日本庭園もあります。

セントレジス大阪の客室

セントレジス大阪には様々な種類の客室があります。

ロイヤル スイート:197㎡
松 スイート:142㎡
藤 スイート:129㎡
花菖蒲 スイート:112㎡
百合 スイート:88㎡
エグゼクティブ スイート:102㎡(26階:皐 スイート、25階:椿 スイート)
グランド デラックス スイート:87㎡(25階:萩 スイート、23階:牡丹 スイート、21階:桔梗 スイート、19階:梅 スイート、17階:桜 スイート)
グランド デラックス:51㎡
グランド デラックス プリミエ:46㎡
デラックス:43㎡

今回は一番下のランクであるデラックスで予約をしていたのですが、下記のような顛末でグランドデラックスにアップグレードして頂きました。

今回はセントレジス大阪にポイント宿泊しました

今回はポイント宿泊でしたので一番下のランクのデラックスで予約していました。

2018年マリオットとSPGのプログラム統合によりカテゴリー8が新設されました。マリオット・SPGプログラム統合については以下の記事をご参照ください

セントレジス大阪は統合後カテゴリー8となっていますが、カテゴリー8の運用は2019年2月からと言われており、2019年1月末までの予約であればカテゴリー7として扱われ少ないポイント数で利用可能となっています。つまり、2019年2月からは70000~100000ポイント/泊必要なのですが、2018年時点は60000ポイント/泊で宿泊できます。

今回は60000ポイント(統合前の20000スターポイント相当)で宿泊することができラッキーでした!

しかも、デラックスはエキストラベッドを入れることができないということで、週末でほぼ満室のところグランドデラックスルームにアップグレードして頂きました。さらに「スカイラインフロア」と呼ばれる24階以上の高層階の部屋にして頂きました。この日のスカイライングランドデラックスキングは1泊76636円(税・サ込95182円)ととても高かったので有難い話です。

セントレジスホテル大阪子連れ宿泊はどうなる?

今回は大人2名、小学生1名、幼児(3歳)1名の計4名で宿泊しました。セントレジスホテル大阪は12歳までの子供は添い寝が無料ですが、今回は小学生の長女用にエキストラベッドを入れてもらいました。

エキストラベッド代

エキストラベッド代は14904円(税サ込)でした。ちなみに上述のようにデラックスはエキストラベッドを入れることができないとのことでしたのでご注意ください。

朝食代

1階にあるフレンチビストロ「ルドール(Rue D'or)」の朝食はインターナショナルブッフェは大人1人4400円となります。今回はプラチナ会員のため大人2人分の朝食は無料で頂きました。

子供は大人の半額の2200円となります。3歳の子供は無料でしたが、8歳の子供も今回はなぜかチェックイン時に1475円にして頂きました!

アメニティ

子供用の歯ブラシ、スリッパは用意されていました。寝巻はありませんので持参してください。

 

後述するバトラーサービスでの飲み物のサービスは子供用にオレンジジュースを持って来て頂きました。

グランドデラックス(51㎡)室内の様子

今回は25階の部屋にして頂きました。24階以上の高層階は<「スカイラインフロア」と呼ばれ、部屋も「スカイライン」という名称がついて少し値段も違うようです。ですから正確には今回の部屋は「スカイライングランドデラックス」ということになります。

客室に入ってすぐ、ドアの横にはセントレジスに特徴的な「バトラーボックス」があります。ランドリーやシューシャインをお願いしたいときにはこちらのボックスに入れておくと持って行ってくれます。また、新聞やランドリー、シューシャイン後の靴などはこのボックス内に届けられます。プライバシーを損なうことなく、いちいち部屋の外に出なくても受け取ることができて便利です。

部屋の中に入ります。手前左側の明かりが洗面所、バスルームの入り口、奥がベッドルームとなっています。

まず手前左に入るとダブルボウルの洗面所があります。高級感があり広々としてとても素敵な空間です。

ドライヤーはレプロナイザー

アメニティは漆塗りの黒い箱に入れられています。

子連れでしたので子供用の黄色い袋の歯ブラシも入れて下さっています。

大理石を使った贅沢な造りのバスルームはテレビがあり、テレビを見ながらゆっくり入浴できます

 

バスアメニティーは全世界のセントレジス共通の「ルメードゥ」です

バスルームの隣にはトイレがあります。トイレはタンクレスですっきりとしています。もちろんウォシュレット付きです。

トイレの奥にあるウォークインクローゼットはとても広々としています。長期滞在の大きな荷物があっても問題なさそうです。

引き出しには浴衣が用意されていました。

クローゼットにはスリッパもあります。

右が大人用、左が子供用スリッパです。ふかふかでとても気持ちいいスリッパでした。子供用にもこのレベルのスリッパが用意されていることに驚きです。ホテルのスリッパの中では一番履き心地がいいと言ってもいいレベルです。

ベッドルームを見てみましょう。

川島織物のシルクでできたヘッドボードには、ホテルが面する御堂筋の大通りを象徴するいちょうの木が描かれています。

セントレジス大阪では12歳までは添い寝可能なのですが、今回は小学生の長女用にエキストラベッドを入れてもらいました。奥にあるのがエキストラベッドになります。

枕元のガラスタッチパネルには電源、照明、カーテン、レースカーテン、エアコンなどのボタンがあり、ベッドにいたまま全てオン・オフにできます。

ミニバーはひと際目を引く金色の扉に覆われていてゴージャスでした。

扉を開けるとこのような感じになっています。

上段にはエスプレッソマシーンとお菓子類、ウイスキーなどがあります。

下段冷蔵庫にはシャンパン、ビール、ソフトドリンク、ウコンの力まで以下のような飲み物が入っています。

ちなみにミニバーの値段は下記の通りです。

グラス類も多種多様な形状のものが揃っているので、飲み物に合わせて使うことができます。

部屋の奥の方にはワークデスク、テレビ、丸テーブルがあります。また左手にはクローゼットや洗面所に行く扉があり、こちらの部屋は行き止まりがなくベッドルームと洗面所を左右から回遊できます。

テレビはPanasonic製の42インチで、パネルが上下にスライドする棚に収納されています。テレビを見ない場合は上の写真のように完全に隠すことができます。テレビの下にはパイオニア製のブルーレイプレーヤーもありました。子供用にDVDを持参して部屋でゆっくり過ごすことができました。AV入力端子やHDMI端子まであり左下の黒い袋の中にはケーブルまで用意されています。

ワークデスクは開けると鏡になります。また便せんや筆記用具などが入ったボックスも置かれています。

窓は高く、開放感があります。今回は東向きの部屋でしたので朝焼けはきれいでしたが、本町通と谷町四丁目のNHKや大阪国際がんセンター、大阪府警などが見える程度ですので眺望は残念でした。

丸テーブルの上にはウェルカムギフトの栗のお菓子が置いてありました。

夕食を終え部屋に戻るとターンダウンサービスが完了しています。ベッドの上に浴衣が、足元にマットとスリッパがセットされ、アイスペールとミネラルウォーターがテーブルに用意されています。

セントレジス大阪 マリオット/SPGプラチナエリート会員特典は?

マリオット/SPG上級会員には宿泊時様々な会員特典があります。会員制度、会員特典の詳細につきましては以下の記事をご参照ください

セントレジス大阪 プラチナエリート会員特典は以下の通りです

客室内電話の市内通話無料

市外局番06への通話料が無料となります。あまり使わないと思いますが、大阪市内の飲食店の予約をするときなどは自分の携帯電話からかけるよりは電話代が浮くことになります(笑)

レストランでの朝食(大人2名分)

レストランでの朝食大人2名分までが無料となります。現在朝食は1階レストラン「ルドール(Rue D'or)」で提供されています。こちらの朝食はインターナショナルブッフェ(4400円)ですので2名分となると相当お得です。

1階レストラン「ルドール(Rue D'or)」の朝食ブッフェのメニューの詳細につきましては以下の記事をご参照ください。

ミニバー1泊3000円分利用

セントレジス大阪にはエグゼクティブラウンジがありませんので、その代わりのサービスと思われます。ミニバーの値段は以下のようになっており、缶ビール1本1100円とかなりお高いです…

今回私はオレンジジュース1400円と缶ビール(一番搾り)1100円の2500円分を頂きました

16時までのレイトチェックアウト

16時までのレイトチェックアウトが可能です。心斎橋で買い物をして、部屋でのんびり過ごして、1階ルドールでスイーツビュッフェを頂いて16時までゆったりと過ごさせて頂きました。

ウェルカムギフト1000ポイント

マリオットのポイント1000ポイントが加算されます。

セントレジスと言えばバトラーサービス

100年以上もの間セントレジスが提供してきた、セントレジスの代名詞とも言えるバトラーサービス。バトラーとは聞き慣れませんがどういう意味かご存知ですか?

バトラーとは、宿泊客ひとりひとりのニーズに合わせて、執事のようにあらゆる用件に応え、滞在の手伝いをしてくれるスタッフのことです。

主なサービスは以下の通りです

・アンパッキング(荷解き)/パッキング(荷造り)
・ビバレッジサービス(コーヒーまたは紅茶)
・プレスサービス(滞在中毎日1名につき2着まで無料)
・バトラーサービスデスク(24時間電話で要望可能)
・Eバトラー(24時間emailでの要望も可能)
・シューシャインサービス
・ピローリクエスト
・コンシェルジュサービス(観光案内、レストラン予約、チケット手配、ハイヤー手配)
・プライベートダイニングサービス
・ランドリーサービス
・フィットネスフェア貸出

なんとホテルの内外からEメールにてバトラーサービスを依頼することができるのが驚きです。

ただし、ホテル内で用意できない品物については別途手数料が必要です。以前どなたかが「たこ焼き食べたいから買ってきて欲しい」と依頼したそうですが、さすがに手数料がかかったそうです(笑)

今回私は飲み物をお願いしてコーヒーを持って来て頂いた以外はバトラーサービスは利用しませんでした。せっかくの機会なので革靴でも持って来てシューシャインサービスお願いすればよかったかなぁと貧乏根性丸出しで後悔しています(^^;)

ディナーのおすすめは1階ルドール(Rue D'or)!一休で格安プランあり!

ディナーもホテルで頂きました!外で食べようと思っていましたが、フリーフロー付きのディナーのお得なプランを一休レストランで見つけたからです。

スパークリングワイン・白ワイン・赤ワイン飲み放題のプリフィクス4品コースで税サ込み4980円とめちゃお得でした。

具体的なメニューは以下の画像の通りです!

 

しまあじのマリネ、オニオングラタンスープ、豚ロース肉の低温調理、抹茶のクリームブリュレの4品を頂きました。豚ロース以外は追加料金がかかりますので+1500円ほどですがそれでも6500円と大満足でした。

子供用の食事も用意してくださいました

子供用メニューはないとのことで子供には我々の分を取り分けて、足りなければ近くの居酒屋さんにでも行こうかなと思っていました。しかし、お店の方が子供用にパスタやオムライスを提案してくださいましたので、パスタとオムライスを注文しました。しかも、オムライスは3歳の子供用にミニサイズにして頂き、料金も割り引いて頂きました。写真はパスタです。1400円でした。

子連れ客に大変ありがたい対応をして頂き感謝です。

 

予約は以下のリンクからどうぞ!

ル ドール/セント レジス ホテル 大阪 ディナー

また今回遅いランチ代わりにこちらのルドールでスイーツビュッフェも頂きました!ティータイムのスイーツブッフェ予約は以下のリンクからどうぞ!

ル ドール/セント レジス ホテル 大阪 ティータイム デザートブッフェ

僕が注文したコースはタイムセールですので時々しか出ていませんが他にもお得なコースが5000~6000円台でいろいろ出ています。

レストランでの飲食代は部屋付けにすればもちろんポイントがもらえます。それぞれの会員ランクでもらえるポイントについては以下の記事が参考になると思います。

また一休での割引とは併用できませんでしたが、マリオット/SPGエリート会員であれば平会員であってもレストラン割引があります。こちらのルドールも対象ですのでお忘れなく!詳細につきましては以下の記事をご参照ください

22時間ゆったりとホテルステイしました!

仕事終えてから18時にチェックインして、16時にチェックアウトするまで、22時間ホテルでゆっくり過ごして、ディナー、朝食、遅いランチ代わりのスイーツブッフェを頂いてとても優雅に過ごしました!高級ホテルで3食食べて、ゆっくり過ごして、使ったのは60000ポイント+40000円と大変お得でした。もし8歳の長女が添い寝だったら25000円で済んだと思うと次回は夜中に蹴られるのを我慢して同じベッドに寝るのもありだなと思いました(笑)。

最後に

大阪の高級ホテルであるセントレジス大阪に子連れでポイント宿泊してきましたので、グランドデラックス室内の様子、プラチナ会員特典、ポイント宿泊に必要なポイント、子連れ宿泊での料金やホテルの対応などをご紹介しました。今後は必要なポイントも上がってしまいますが、頑張ってポイントを貯めてまた行きたいと思います。

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