IHGだけでなくHyattもSPGもHiltonも程度の差はあれど、有名ホテルブランドのウェブサイトならどこでも最低価格保証(ベストレート保証、ベストレートギャランティ(BRG))をやってます。だいたいは自社の公式ウェブサイト以外の第三者サイト(Hotels.com, Expediaなど)で「同じ条件」でより安く予約できることを、公式ウェブサイトの予約から「24時間以内」に発見し、申請したらその価格より割引しますよというもの(サービス?)です。

今回はIHGの最低価格保証である「ベストプライス保証」を申請しましたのでその方法と内容をご紹介したいと思います。そして、申請が認められたにも関わらず、宿泊したホテルでごたごたがあったのでその顛末についても報告し、今後どうすればそういったことを防げるのか考えてみました。

 

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最低価格保証とその背景

有名ホテルブランドでは「公式サイトからの予約」が「最低価格」となることを一生懸命アピールしています。最低価格保証とは、第三者サイト(Hotels, Expediaなど)での価格が公式サイトよりも安い場合、公式サイト経由でもその価格より割引して販売しますよというものです。第三者サイトを通すとホテル側は手数料を支払う必要があります。手数料を節約するためにできるだけ自社サイトから販売したいというわけです。

IHGとは?

インターコンチネンタルホテルズグループ(InterContinental Hotels Group: IHG)という、世界100カ国以上で4500軒以上のホテルを運営している総部屋数が世界最多の多国籍ホテルグループです。

日本国内では、「インターコンチネンタル」、「クラウンプラザ」、「ホリデイ・イン」「ホリデイ・イン・エクスプレス」「ホリデイ・イン・リゾート」、そして提携しているANAの「全日空ホテル」が所属しています。

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IHG公式サイトは2種類あってややこしい

日本でのIHG公式サイトは2種類あります。「公式」というなら1つだろうと思っていたのですが、僕は最初ベストレート保証申請して却下されたときにもう一つのサイトはもっと安いという理由が書かれていて「??」となりました。

公式サイトとは以下の2種類です。

・IHGグローバル公式サイト

https://www.ihg.com/hotels/jp/ja/reservation

その名の通り日本国内を含む世界中のIHGホテルが予約可能です

・IHG・ANAホテルズグループジャパン 公式サイト

IHGと提携してANAがやっている日本国内限定の公式サイト です。日本国内のIHGホテルのみが予約可能です

「公式サイト」が2種類あって他のホテルブランドよりややこしいです

IHGリワーズクラブ会員制度について

IHGベストレート保証は以下に示すようにポイントが還元されるのでIHGリワーズクラブ会員になっておいた方がお得になります。IHGリワーズクラブについて会員ランク、会員特典、ポイントの貯め方や使い方などを徹底解説した記事は以下をご参照ください。

IHGベストレート保証の内容

ポイントは下線で記しますね

IHG公式サイト経由で予約してから
24時間以内に
競合サイトで
同じ条件(ルームカテゴリ、人数、日付等)でさらに安い料金を見つけた場合
IHGのベストプライス保証フォームから申請し受理されれば
1泊目が無料で宿泊が可能になり
2泊目以降の宿泊料金が他サイトでの同期間の低額の平均1泊料金に変更される 

ベストプライス保証が適用されるとIHGではなんと初日の宿泊料金が無料になります。

つまり1泊しかしない場合はタダです! 

残りの日もディスカウントされますのでとてもお得です。

(規約変更となったため2018年1月11日変更および追記)

しかし、2018年1月8日の変更により 今後は

IHG公式サイト経由で予約してから
24時間以内に
競合サイトで
同じ条件(ルームカテゴリ、人数、日付等)でさらに安い料金を見つけた場合
IHGのベストプライス保証フォームから申請し受理されれば
宿泊料金が他サイトでの低料金に合わせた上で
通常の5倍のIHG®リワーズクラブ ポイント(最大40,000ポイント)が付与される

となりました。

つまり

1泊無料→ポイント5倍

になってしまいました…

しかし、最もハードルが高いのが「全く同じ条件」という点です。全く同じでなければ却下されます。例えば公式では朝食がついていなくて、競合サイトが朝食がついている場合で競合サイトの方が安くても好条件でより安いのにもかかわらず却下されます…

IHGベストレート申請の方法

公式ホームページからのポイントの引用です

①予約
IHG公式サイト にてIHGブランドのホテルの「現時点の最低価格検索」を利用して、 ご利用いただける最低価格(客室料金)で、「有効な客室予約」手続きを完了してください。
②当社料金より低い料金
IHG公式サイトでのご宿泊予約後24時間以内に、同ご予約と同じ条件で、1泊の場合は1泊分の客室料金、複数泊の場合は平均した1泊分の客室料金より低い客室料金および客室料金総額(税金&手数料を含む)を他サイトで発見された場合、IHGは該当の客室料金および客室料金総額を確認後、初日の客室料金を無料にした上で、初日以降のご滞在期間は発見された低客室料金の平均料金を適用させていただきます。
③IHGへの申請
ベストプライス保証の申請は、IHG公式サイトから有効な客室予約を完了してから24時間以内にオンライン申請フォームを送信していただく必要があります。

(規約変更のため2018年1月11日変更および追記)

①予約
IHG公式サイト、予約センター、携帯アプリを含む、IHG直販チャネルを通じてご予約を確定された場合にのみ、本プログラムが適用されます。ご予約の際には「現時点の最低価格」で検索し、選択された客室タイプでご利用いただける最低料金でご予約の手続きを行ってください。
②当社料金より低い料金
HG直販チャネルでのご予約後24時間以内に、対象となる他サイトにてさらに安い料金を発見された場合、ご宿泊予定のホテルが指定する基本のチェックイン時間24時間以上前に、オンライン申請フォーム(以下「申請フォーム」)に必要事項を記入し、IHGまでお送りください。ホテル、客室タイプ、日程、ご利用人数、キャンセルポリシーなどがすべて同じ条件の下、IHG公式サイトや携帯アプリが提示する料金と、他サイトが提示する料金を比較した上で、IHGが申請の有効性を審査します。
③IHGへの申請
IHG直販チャネルでご予約後24時間以内、ならびにご予約のホテルが指定する基本のチェックイン時間24時間以上前に、オンライン申請フォームに必要事項を記入し、送信してください。1つの予約確認番号につき、申請は1回までとなります。
④申請の審査
申請の有効性が確認されると、IHG直販チャネルを通じてご予約された料金を、審査時に他サイトで確認できた低額の平均1泊料金と同額とさせていただいた上で、40,000ポイントを上限として、客室料金に対して通常付与されるIHGリワーズクラブ ポイントの5倍のポイント(以下「5倍のポイント付与」)を差し上げます。
5倍のポイント付与は客室料金に対してのみ適用され、客室付けにされたその他の料金は対象外となります。5倍のポイント付与を受けるには、ホテルのチェックアウト前に、ご予約記録にIHGリワーズクラブ会員番号が入力されていることが条件となります。マイル積算を指定されているIHGリワーズクラブ会員の方にもポイントが付与されます。

あとは結果を待つばかりです。

これだけでは訳が分からないでしょうから私の場合の実例を画像を交えてご紹介します。

IHGベストレート申請の実例

流れは上記の通りですが真面目に公式サイトで予約をしてから競合サイトで安い料金を探すということをしていてはなかなかベストレート保証を勝ち取るのは難しいです

書かれているように

公式サイトで予約→別サイトで安い料金を探す

でなく

別サイトで安い料金を見つける→公式サイトで予約する

という順番にしましょう !

まずは公式ホームページの料金を確認します。

学会期間中とあって高騰しています。1泊あたり約35000円です。この値段では到底泊まれません。一応近くのビジネスホテルを1泊10000円で確保しているのでベストレート保証申請が通ればラッキーです。

ホテル比較サイトで安い料金がないか一括検索をします

僕はトラベルコ、trivago、TripAdvisorなどをよく使います。

今回はamoma.comで安い料金を見つけました。

明らかな料金の差がありますので申請が成功しそうです

IHGの公式サイトに戻って予約します

先ほどチェックしていたキャンセル料がかからないIHGリワーズクラブ会員限定料金のプランを予約!

次にIHGベストレート保証の申請をします

以下のベストレート保証のホームページから入ると

https://www.ihg.com/hotels/jp/ja/customer-care/best-price-guarantee
こんな画面が出てきます。

右上赤丸の「申請の開始」をクリックします。

すると以下のページになり必要事項を記入していきます

ベストレート申請のチェックの担当の方が外国の方なのでできる限り外国の方々が理解できるように書いた方がいいでしょう!

「当社よりも低い料金が掲載されていたサイトのアドレス」の記入欄は短いので今回であれば「https://www.amoma.com/」だけを記入しました。

僕の場合はコメントのところに

・競合サイトの該当料金が表示されるURLのコピー

・IHGでの予約料金

・競合サイトの該当料金

を記入します。

例えば

https://www.amoma.com/booking/contactInfo?〇〇〇〇

IHG rate :12000JPY

amoma rate:10000JPY

などです。なるべくその情報に担当の方が辿り着きやすいようにと思っています。

 




ベストレート保証まさかの却下!即座に反論!

さてメールが返ってきました!わくわくして開けてみると…

なんと却下!

おかしいなぁと思ってよく読むとやっぱりおかしい… どう見ても値段を誤認しているとしか考えられません。深夜でしたがもやもやして早速反論メールです。英語が拙いのでお恥ずかしいですが… 

証拠として自分の予約内容のスクショを添付します 

反論メールが受理され無事にベストレート保証申請成功!

するとメールが返ってきて無事に申請が通りました!

「1泊目はタダ!2泊目は23364円+税だよ」とのことです!これならビジネスホテルに宿泊する値段と変わらずANAクラウンプラザに宿泊できます!

後日改めてメールが来ました

ですので安心してビジネスホテルをキャンセルします。

実際ホテルに行ってみると不穏な空気が…

2か月半後実際にホテルにチェックインしてもらったカードが以下のようなものでした

ん、2泊合計23364円なのに48450円と書かれている…

おかしいのではないかとフロントへ!証拠としてメールが表示されているiPadを渡します。

フロントの裏に係りの方が消えてからめちゃめちゃ待たされます。後ろにはチェックインを待つ行列が…申し訳ないですが背は腹にかえられぬ!

20分くらいすると「いえ、これはそういう意味ではありませんのでカードに書かれた金額になります」 え、僕の英文解釈が間違っていた?? 反論したいところですが夜の用事の時間が近づき時間切れです。

晩御飯を食べながら作戦を考えます。反論のメールを含めてやり取りを読めばさすがに理解してもらえるだろうと。深夜にホテルに戻りやりとりしたメールを全部印刷して「明日のチェックアウトまでに全部読んで検討してください」とフロントの方に渡します。

最終的には反論が認められメール通りの料金に!

どきどきしてチェックアウトすると…

「料金はおっしゃる通り23364円+税になりました」

とのことでした。

結果的に学会期間でホテル料金が高騰している時期に、周囲のビジネスホテルとほぼ変わらない料金で宿泊できたので満足です

IHGはベストレート保証成功すると料金確認ができない

IHGのウェブサイトは通常であれば以下のように予約した内容が表示され料金が表示されます。

しかしベストレート保証申請が認められた後はウェブサイトには内容については表示できませんというメッセージが出て内容(料金を含めて)が確認できませんでした。

ちなみにマリオットはベストレート保証申請が認められると公式ウェブサイトの予約内容の料金もベストレート保証成功後の料金が表示されますので何だか心配だなぁとは思っていました。

IHGの場合はその場でネットでは料金が確認できませんのでメールなど証拠となるようなものを持参する方がいいのではないかと思いました。

最後に!

多くのホテルブランドでは公式サイトからの予約の場合キャンセルが可能な料金があります。ですから公式サイトでキャンセル可能な料金を確認して、他サイトの検索で申請できそうな料金を見つけたら公式サイトで予約してベストレート保証申請をしてみましょう。 成功すればそのまま宿泊する。失敗したら一旦キャンセルして再チャレンジすればいいですからね。 ベストレート保証を使ったからホテル側の待遇が変わるということありません。通ればラッキーなのですから機会があればぜひチャレンジしてみてください。

どなたかがベストレート保証申請は大人のゲームとおっしゃっておられましたが、僕もゲーム感覚で楽しんでいます(笑)

Marriottの最低価格保証(ベストレート保証、ベストレートギャランティ(BRG))である「Look No Further® ベストレート保証」を申請し成功した実例は以下のリンクをご参照下さい



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