2018年4月18日に伊丹空港先行リニューアル部である中央エリアと展望デッキがオープンし、伊丹空港らしからぬとってもオシャレなエリアとなりました。今回のリニューアルでは飛行機に乗る時でなくても訪れたくなるお店が増えた気が個人的にはしています。前回(1回目)は飛行機を眺められるカフェ「NORTHSHORE CAFÉ&DINING」をご紹介しましたが、2回目は世界で初めて空港内にオープンしたワイナリー&ワインバルである「大阪エアポートワイナリー」をご紹介します
目次
どこにある?
伊丹空港はリニューアル後到着口がJALもANAも2階中央の1か所に集約されました。到着口を出てすぐ前にあるエスカレーターで1フロア上がった3階に「大阪エアポートワイナリー」があります。3階の地図は以下をご参照ください。
「大阪エアポートワイナリー」は地図の真ん中青丸の部分にあります。
「大阪エアポートワイナリー」はどんなお店?
ワイン醸造所「深川ワイナリー東京」を運営する会社が開業した世界初の空港内にあるワイナリー&ワインバルというのが最大の特徴でしょう。
公式ホームページから引用します
世界初の空港内ワイン醸造所で造られたできたてのワインをその場で楽しめます!
ガラス越しにワインの醸造タンクや醸造風景を眺めながら実際にその場で醸造したワインをお楽しみいただけます。 生ビールのようにタップから注がれるワインは全8種類。大阪エアポートワインのできたてのワインはもちろんのこと、日本各地の選りすぐりのワイナリーからシーズン毎にワインをお届けいたします。 生産本数が限られている為、ここでしか楽しめない、ここでしか買えない、限定ワインをご用意しております。※お土産用の小売販売もあり。半径50マイルの地元の食材を用いた南イタリア料理
料理は気取らない、でもきちんと「テマヒマ」かけた飾らない無骨な南イタリア料理を、大阪国際空港から半径50マイル内の地産地消の食材をメインにイタリアから空輸した食材とマリアージュしご提供いたします。パスタや小皿料理、ちょっとめずらしい南イタリアの郷土料理など、気軽にランチや、夜はもちろん昼から軽く1杯とおつまみ、またはゆっくり腰を落ち着けてワインとお料理を楽しむなど、様々なシーンで楽しんでいただけます。醸造家やソムリエによるワインと料理のマリアージュもワイナリー併設ならではの楽しみ方です。
世界初の空港内ワイン醸造所
醸造タンクは5つで年間に造れるワインの量はわずか12000本とのことです。現在はこちらで醸造したワインはまだ飲めません。6月に完成し提供開始予定とのことでした。お土産用に瓶詰されたワインを販売するようです。伊丹土産として流行りますかね~ガラス越しの醸造タンクとワイン醸造風景を眺めながら、その場でできたワインを楽しめるって何だか面白いです。
タップから注がれるワインが8種類
生ビールのようにワインをバーのタップ(蛇口)からグラスに直接注ぐのが特徴でしょう。以前はワインは瓶詰めという固定観念が根強く、タップワイン=安物ワインというイメージがあったそうですが、現在は酸化を防ぐ技術が進み、タップワインでもフレッシュに保たれる時間が長くなったとのことです。
この日用意されていたのは以下の8種類でした
運営企業である深川ワイナリー東京のワインが2種類。大阪ワインとして有名なカタシモワイナリーのワイン2種類と河内ワイン1種類。都市型ワイナリーで名高いフジマル醸造所のワインが1種類。国内のワインコンクールで受賞歴が多い信州の井筒ワインが1種類。十勝ワインが1種類でした。
地産地消の食材中心の料理
大阪国際空港から半径50マイル内の地産地消の食材を使っているそうです。50kmでなく50マイル(80km)だとかなり範囲が広いような気が…関西の食材を使っているという理解になりますかね
「大阪エアポートワイナリー」のお店の中は?
テーブル席中心ですがお店の入り口側と奥側(タンクの前)にはカウンター席(なんとコンセント付き)があります。一人でも気軽に入ってちょい飲みも可能です。
お店の奥側のガラス越しにはワインが醸造されているタンクが並んでいるのを見ることができます。
このお店がある1フロア下の階が2階で到着口になるのですが空港の到着口を出て見上げるとこちらのお店のタンクが見えます!
入り口入って左手の奥にはすこし奥まったテーブル席があるようです。下の写真のように看板の下に小窓がありテーブルと人が少し見えています。半個室感覚でしょうか?
「大阪エアポートワイナリー」のメニューは?
前菜、おつまみから肉や魚、パスタまでちょい飲みからがっつり食事まで対応できそうなメニューです。
伊丹(大阪)らしいのが「大阪なんちゃってソウルフード」というコーナーがあることです(笑)
「大阪たこ焼き風ゼッポリーニ」「大阪串揚げ風イタリアーナ3種の伊国旗ソースで」「ドテ焼き風トリッパの煮込み」「痛み(伊丹)ナポリタンスパゲッティ」などなど…次回は是非試してみたいところです!
今回はお店の特徴が表れている「3種のタップワイン(各40ml)と3種前菜のマリアージュセット」を注文しました!
それぞれのワインの前に置いてある前菜が各々のワインによく合うとのことでした。
左のカタシモワイナリーのアッサンブラージュのブレンドには生ハム
真ん中の清澄白河フジマル醸造所デラウェアにはキノコのマリネ
右側の深川ワイナリー東京マスカットベリーAにはカポナータ
という組み合わせでした。国産ワインなので軽くて飲みやすいです。ちょっとずついろいろなワインを楽しめてちょい飲みにはちょうどいいメニューでした!次回はがっつり食事もしてみたいと思います。
「大阪エアポートワイナリー」店舗情報
「大阪エアポートワイナリー」
大阪国際空港(伊丹空港)内中央3階エリア
大阪府豊中市蛍池西町3丁目555番
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営業時間:11:00~23:00
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年中無休
最後に
世界で初めて空港内にワイナリーを併設したワインバーである「大阪エアポートワイナリー」のご紹介をしました。ちょい飲みから食事まで対応できるお店だと思います。空港内で醸造されたワインが飲める頃には絶対に再訪したいと思います。
なお伊丹空港リニューアル部全店舗を紹介した記事は以下からどうぞ!
その他「黒門市場 まぐろのエン時」も紹介しています!
前回は「NORTHSHORE CAFÉ&DINING」をご紹介しましたので以下の記事もどうぞ!