サードウェーブコーヒー巡り サンフランシスコ編

サードウェーブコーヒーとは?

サードウェーブとはその名の通り3回目の波ですね。何の波かと言えば、コーヒーブームの波を指します。3回目のコーヒーブームで創業したお店のことを「サードウェーブコーヒー」と呼んでいるようです。

 

 

では1回目2回目のコーヒーブーム、ファーストウェーブ、セカンドウェーブはどんなブームを指していたのでしょうか?

 

コーヒーを大量生産することが可能になり、一般家庭でコーヒーが飲まれるようになりました。味や品質は二の次で大量生産・消費の時代が「ファーストウェーブ」です。この時代のアメリカのコーヒーは薄くて美味しくありませんでした。その名残か日本の喫茶店でも薄いコーヒーを「アメリカン」と言いますよね!

 

コーヒーの味や品質を追求する新しい動きが起きた時代が「セカンドウェーブ」です。スターバックスに代表される深煎りラテが世界的ブームになり、日本でもそうであったようにライフスタイルの中にコーヒーショップが根付きました。

 

これに続く新たな第3のコーヒームーブメントが「サードウェーブ」です。味や品質への追及がより深まりました。キーワードは「シングルオリジン」です。ブレンドせず流通経路の透明性にもこだわった単一種の上質な豆を使用し、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーが特徴です。また浅煎りで抽出するなど、豆の個性を最大限に引き出し本来の味を楽しむことができる淹れ方を追求しているのも特徴のようです。

サンフランシスコはサードウェーブコーヒー発祥の地?

サンフランシスコはシリコンバレーが近く、IT系の企業が新しいサービスを提供する中でいろいろなものが変化し、変化を好む都市とも言われています。コーヒーも例外でなく世界のコーヒーカルチャーをリードしている都市で、サードウェーブ発祥の街とされています。ITベンチャーが投資しているコーヒーショップもあるようです。  サンフランシスコには2泊しか滞在しませんでしたが、サンフランシスコ4大サードウェーブコーヒーと呼ばれている

「Blue Bottle Coffee」

 

 

「Sightglass」

 

 

「Fourbarrel Coffee」

 

「Ritual Coffee Roasters」

 

 

のうち3つ(正確には1つはセカンドブランドですが)を巡ってきたのでまとめてみたいと思います。基本的にはどのお店でもラテを注文しました。

Blue Bottle Coffee

 

日本にも進出し、開店時には4時間待ちとも言われたことでご存知の方も多いのではないでしょうか。4大サードウェーブコーヒーの中でも一番有名と思われます。 僕が訪れたFerry Buildingのお店も観光名所となっており行列が途切れることはありません。

 

 

豆を挽くところから一杯一杯丁寧に淹れてくれるので、少し時間がかかりますが、意外と回転は早いです。

 

 

サードウェーブコーヒーのお店に共通ですがレジで名前を聞かれ、名前を呼ばれたら受け取りに行きます。

 

 

酸味はほどほどに感じられますが他のお店と比べるとミルク感が強くコーヒーの風味は少し弱かったように思いました。

The Mill

 

Fourbarrel Coffeeの2号店?セカンドブランド?です。アラモスクエアにほど近く観光ついでに寄ってみました。

 

 

ここの売りはトーストなんですが朝ごはんで満腹で食べられませんでした。トーストはこの日は6種類ありました!

 

 

焼きたてのパンは持ち帰りもできるようです。サンフランシスコが最終目的地であれば間違いなく買って帰りたかったくらい美味しそうでした!店内奥がパンを焼くベーカリーとなっていて、パンに使用する全粒粉はThe Mill(製粉機)の名前の通り店で挽かれているとのことです。

 

 

明るい店内に観葉植物も映えていてインテリアや小物もおしゃれです。出してくれるカップもオシャレでした。

 

 

満席でしばらくたっても空席が出ず、お店の端っこのカウンターで立って飲みました。

 

 

見えるところに置いてある豆は煎り加減が浅そうでしたが、その割に香ばしさが良く感じられ、酸味もそれほど強くないように感じました。

Sightglass

 

SOMAエリアでもやや治安が悪いとされる7th Streetの辺りにあります。早朝だってので警戒してUBERで行きました。叫んでいるちょっと変な人がいたり、道中に酒盛りしている人がいたりしましたが、明るい時間であれば目を合わさず足早に通り過ぎればそれほど危険ではないように感じました。

 

 

話をお店の話に変えます。とても広く天井も高い開放的なお店です。

 

 

2階は意外と広々としており、PCを開きながらゆっくりされている方が多かったです。

 

 

残念ながら焙煎機は早朝だからか動いていませんでしたが、まるで工場見学に来たような楽しさも味わえるお店です。

 

 

豆を見る限りThe Millよりは煎りは深そうでした。酸味も独特でしっかりとしており、サンフランシスコで飲んだ中では個人的には一番好みでした。

 

 

こちらのトートバッグが個人的に好みだったので自分へのお土産にして使っています(笑)

 

 

ここまで行ったならFourbarrel Coffeeの本店やRitual Coffeeも行ってみたかったです…もう1泊あれば行けたのに…

akaishi的結論

サードウェーブコーヒー発祥の地サンフランシスコでは気軽に楽しめるサードウェーブコーヒーのショップがたくさんありました。飲み比べも楽しいですよ!

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