シェラトン北海道キロロリゾート和室宿泊記

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キロロスノーワールドのゲレンデの目の前にあるシェラトン北海道キロロリゾートの客室の種類、それぞれの客室の面積や値段をまとめ、和室室内の様子をご紹介します。10畳相当と比較的広く、子連れで家族で泊まるには洋室よりいいかもしれません。経年劣化が目立ちますが何と言ってもゲレンデが目の前でスキーするには利便性が最高です。

キロロリゾートとホテル

バブル期にヤマハによって開発されたキロロリゾートは、二つのホテル(シェラトンとトリビュートポートフォリオ)とスキー場(キロロスノーワールド)から構成される大規模スキーリゾートで「北海道で最も積雪の多い大規模スキー場」として知られています。札幌や小樽からアクセス良好な大型スキーリゾートで、北海道のスキーリゾートとしては開発が遅い方ですのでリフトなどの設備は新しい方になるのではないかと思います。

もともとはヤマハと地元赤井川村が共同出資した第三セクターが開発・運営し、その後もヤマハが100%子会社として経営を支えてきました。しかし、2007年に三井不動産に売却され、さらに2012年にはタイの不動産会社の関連会社に売却されています。

2015年には「株式会社キロロホテルズ」設立し、スターウッド・ホテル&リゾート(現マリオットインターナショナル)と業務提携し、ホテルピアノキロロトリビュートポートフォリオホテル北海道マウンテンホテルシェラトン北海道キロロリゾートにリブランドしています。また2019年にはコンドミニアムのYU KIROROもオープンしました。

シェラトン北海道キロロリゾート客室の種類

シェラトン北海道キロロリゾートは以下のように大きく8種類の客室があります。それぞれの面積と冬のスキーシーズン週末の日の室料を比べてみますと以下の表の通りです。

部屋タイプ 面積 ある週末の室料
スタンダードツイン 22㎡ 28000円
デラックスツイン/キング 28~30㎡ 29000円
プレミアムデラックスツイン/キング 31~39㎡ 32000~33000円
ペットフレンドリーデラックスツイン 30㎡ 34000円
和室(今回宿泊) 39㎡(10畳) 35000円
グランデルーム 60㎡ 44000円
スイートツイン 96㎡ 61000円
スイートキング 77㎡ 64000円

シェラトン北海道キロロリゾートは小学生まで添い寝が無料です。今回はポイント予約でしたのでスタンダードツインの部屋が予約されていました。

9歳と4歳の子がいる我が家はどちらも添い寝が無料なのでこの部屋でも十分なのですが、上の子と添い寝はだんだん辛くなってきたのでエキストラベッドを希望していました。ただし、スタンダードツインにはエキストラベッドは入れられません。

事前の電話で

4000円/泊のアップグレード料金、さらに4000円/泊のエキストラベッド代(合計8000円/泊)を支払うこととすれば事前にプレミアムデラックスツインにアップグレードを確約しエキストラベッドを入れて頂く

というご提案も頂きましたが、結局以下のような結論となりました

チェックイン時上位の部屋(プレミアムデラックスツイン)に空きがなければそのままスタンダードツインにエキストラベッドなしで宿泊する
チェックイン時上位の部屋(プレミアムデラックスツイン)に空きがあればアップグレードして頂き、4000円/泊を支払ってエキストラベッドを入れて頂く

チェックイン当日マリオットのホームページ上はプレミアムデラックスツインに空きがあったのですがそちらへのアップグレードは不可とのことでした。いろいろお話しているうちに和室ならアップグレード可能で、エキストラベッド(布団)代をお支払いすることとなりました。

後で調べてみると和室はプレミアムデラックスツインより上位の扱いと知り、部屋も広かったので大変ありがたかったです。

シェラトン北海道キロロリゾート和室室内紹介

入口を入るとこのような感じです。右手のウェットエリアを見てみましょう

まず洗面台と扉が見えますが、中に入ると…

扉の隣にさらに扉、そして

洗面台の対側にはもうひとつ洗面台がありました!

手前の扉は浴室になります。洗い場もあり広さはまずまずですが、私はマウンテンセンターの「ときわ湯」を利用しましたので部屋のお風呂は使いませんでした。

シャンプーなどは据え付けのディスペンサーに入っています

浴室の隣の扉はトイレです。ウォシュレット付きですが若干古いです

入口側の洗面台です

ドライヤー、コップ、拡大鏡、石鹸、ハンドソープなどが置かれています

ティッシュ、歯ブラシ、櫛、カミソリなどのアメニティーが置かれています

ローションだけはシェラトンでよく見かける「le grand bain」のものでした

部屋を見てみましょう

1階でしたので外はキロロトリビュートポートフォリオホテル北海道に戻るリフトやコースになっています

テレビの右側の扉は…

クローゼットになっています。中にはアイロン台やアイロンが置かれていました。布団を敷くとかなりせまかったのでクローゼットの奥行きがけっこうあって助かりました

テレビはサイズは小さめです

目覚まし時計や電話の前には無料のミネラルウォーターが4本置かれていました

下には冷蔵庫があります

冷蔵庫の中身は空っぽです

テレビの下には食器類や電気ケトル、コーヒーやお茶、セーフティボックスがあります

テレビの左側は襖になっていて開けると布団が入っています。

布団はターンダウンの時間にスタッフの方が敷いて下さいます。

部屋の真ん中にはローテーブルと座椅子

部屋の奥から玄関を見るとこのようになっています

玄関入ってすぐのフックはとても便利でした

このようにスキーウェアなどをかけておけます

シェラトン北海道キロロリゾートの感想

まず和室は改装されていないのか経年劣化が目立ちました。特に畳やクローゼットの扉、トイレは気になりました。しかし、部屋でゆっくり過ごすのであれば不満に感じたかもしれませんが、スキーして帰って寝るだけなので冬は利便性が勝るように思います。シェラトンキロロはスキー場のすぐ前で、ホテル直結のマウンテンセンターからスキーを履いて出入りが出来るスキーインスキーアウトが出来るようになっています。子連れスキーにはとっても便利でした!

あと北海道は夜は冷えるのではないかと厚手のパジャマを持参しましたが全く必要ありませんでした。暖房がよく効いていて気密性が高いためか夜は大阪より暖かく、暑いくらいでした。

最後に

キロロリゾートとホテルについて、シェラトン北海道キロロリゾート客室の種類、シェラトン北海道キロロリゾート和室室内の様子をご紹介しました!部屋の古さは目立ちましたが何と言ってもスキー場へのアクセスが抜群であり利便性が勝ります。スキーして部屋に帰って寝るだけなら大変便利なホテルだと感じました。

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