飛行機に乗って旅行する時には搭乗するまでゆっくりと過ごしたいものですよね。空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスが付帯しているクレジットカードは多数あります。クレジットカードによってプライオリティパスの条件が違うことをご存知ですか?1人で旅行する時はどれでもいいのですが、家族など同伴者がいる時に無料か有料かで大きく変わります。家族カード会員も無料でプライオリティパスが付帯しているもの、同伴者が無料のものいろいろなパターンがあります。プライオリティパスについて徹底解説します!

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プライオリティパスとは?

プライオリティパスは、航空会社のマイレージ会員ランクや搭乗クラスに関係なく、旅行客が空港を利用する場合にラウンジサービスを利用できるサービスです。




搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリットです。「利用する航空会社、搭乗クラスを問わず」ですから、格安航空券利用時でもLCC利用時でも使えます。1日に2回以上ラウンジを利用することも可能ですのでプライオリティパスで利用できるラウンジが複数ある空港ではラウンジホッピングをすることも可能です(ただし、同一ラウンジを1日に2回以上利用するときには断られたという経験談も時々耳にします)。
プライオリティパスが提携しているラウンジは、航空会社運営のVIPラウンジや、ラウンジ事業会社が運営するラウンジ(IASSやTEIなど)、空港会社運営のラウンジといろいろな種類があります。

日本国内でプライオリティパスで利用可能なラウンジ

世界のラウンジを挙げるときりがありませんので、日本国内で2018年9月現在プライオリティパスを用いて利用できるラウンジを紹介したいと思います。プライオリティパス公式サイトで検索すると以下の通りとなっています。

福岡(Fukuoka):福岡国際空港(Fukuoka Intl) - FUK

国際線ターミナル
KAL Lounge

名古屋(Nagoya):中部国際空港(Nagoya Chubu Centrair Intl) - NGO

Centrair Global Lounge
KAL Lounge
Star Alliance Lounge

大阪(Osaka):関西国際空港(Osaka Kansai International) - KIX

第1ターミナル
Botejyu
KAL Business Class Lounge

東京(Tokyo):成田国際空港(Tokyo Narita International) - NRT

第1ターミナル
IASS Executive Lounge
KAL Business Class Lounge
T.E.I. Lounge
第2ターミナル
IASS Executive Lounge
T.E.I. Lounge

 

残念ながら羽田空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジはありません…

空港内の飲食店が利用できることもある

このようにプライオリティパスで利用できるのはラウンジがほとんどなのですが、海外の空港では空港内レストランが利用できる場合もあるようです。そしてとうとう2018年になって関西国際空港のぼてぢゅうというお好み焼き店が日本で飲食店として初めてプライオリティパスで利用可能となったと話題になりました。

「関空、ぼてぢゅう、プライオリティパス」で検索するとたくさんのブログ記事が出てきます。プライオリティパスを用いることで3400円分まで無料で飲食できるためとても人気になっています。

プライオリティパスを用いたラウンジの利用方法

プライオリティパスを発行すると黒のカードや案内など一式が封筒で送られてきます!

こちらのカードをラウンジ受付に出すと、受付の方が機械を通します。そして伝票にサインすることでラウンジを利用できます。

SFC修行でシンガポールチャンギ国際空港に行ったときにシャワーを浴びるためにプライオリティパスで利用可能な「The Haven」というラウンジを利用しました。その時の体験談は以下のリンクをご参照ください。

最近ではデジタル会員証も利用可能で、iPhoneならWalletに追加することも可能です。これであれば受付でQRコードを読み取ってもらう形になります。

ただし楽天プレミアムカードやJCBザ・クラスから発行したプライオリティパスはデジタル会員証に非対応のようです。アメックスプラチナカードから発行したプライオリティパスはデジタル会員証を利用可能でした。クレジットカードによってデジタル会員証の利用可否に違いがあるようです。

アメックスプラチナで発行したプライオリティパスのカード(下)とJCBザ・クラスで発行したプライオリティパスのカード(上)を比較すると券面や番号のパターンが少し違います。同じプレステージ会員でも何か違うのかもしれません。

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プライオリティパスの会員種別

プライオリティパスには3種類の会員種別があります。

■スタンダード会員 Standard Membership
■スタンダード・プラス会員 Standard Plus Membership
■プレステージ会員 Prestige Membership

以下のように会員種別により年会費や年間利用可能回数、利用料が違います。

会員種別 年会費 ラウンジ利用料 同伴者料金
スタンダード 99USドル 32USドル 32USドル
スタンダード・プラス 249USドル 32USドル
※年10回まで無料
32USドル
プレステージ 399USドル 無料 32USドル

※ラウンジ利用料、同伴者料金は2018年10月より27USドル⇒32USドルへ値上げとなりました

プライオリティパスを取得するには無料で付帯しているクレジットカードを発行すべし

プライオリティパス会員になりたい場合、公式サイトから正規料金で申し込むことは得策ではありませんし、そのような方はほとんどいないと思います。プライオリティパスが「特典」として無料で付帯しているクレジットカードを取得する方が一般的に安く済みますし、そういうパターンで所持している方がほとんどだと思います。
一般的にプライオリティパスが付帯するクレジットカードというのは、プレステージ会員の権利であることが多いです(まれにプレステージ会員でない場合もありますので一応確認が必要です。例えばアメックスゴールドカードに付帯するのは実はスタンダード会員です。ただし年2回までは無料)。よってそれらのクレジットカード所持することで追加料金不要でプライオリティパスのプレステージ会員になることができ、世界 500都市に1200か所以上の「空港ラウンジ利用し放題」の権利がもらえることになります。

「プレステージ会員」の正規料金は399USドルですから、プライオリティパス目的でクレジットカードを持つのであれば、年会費が正規料金と同程度、もしくはそれより安いクレジットカードがお得ということになります。

プライオリティパスが無料付帯するクレジットカード一覧

プライオリティパスの最上級である「プレステージ会員」の権利が毎年、無料で付帯するクレジットカードは2018年9月時点で次の通りです。

カード名 年会費
楽天プレミアムカード 10,000円+税
JCBゴールド ザ・プレミア 15,000円+税

年100万円以上の利用:

10,000円+税

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード 20,000円+税

年200万円以上の利用:

10,000円+税

MUFG・プラチナ・アメックス・カード 20,000円+税
JCBプラチナカード 25,000円+税
ミライノカードPLATINUM 25,000円+税
エポスプラチナカード 27,777円+税
※税込30,000円
セディナプラチナカード 30,000円+税
JCBプラチナ法人カード 30,000円+税
楽天ブラックカード 30,000円+税
JAL アメックス・カード プラチナ 31,000円+税
JAL JCB プラチナカード 31,000円+税
SuMi TRUST CLUB プラチナカード 35,000円+税
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード〈プレミア〉
(Recognized VIP)
50,000円+税

※300万円以上利用:

20,000円+税

三井住友プラチナカード 50,000円+税
三井住友ビジネスプラチナカード 50,000円+税
ラグジュアリーカード(チタン) 50,000円+税
JCB THE CLASS 50,000円+税
ANA JCBカード PREMIUM 70,000円+税
ANA VISAプラチナ プレミアムカード 80,000円+税
ラグジュアリーカード(ブラック) 100,000円+税
ダイナースクラブ プレミアムカード 130,000円+税
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード 130,000円+税
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード 150,000円+税
ANA ダイナース プレミアムカード 155,000円+税
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード 500,000円+税

※三井住友プラチナカードはメンバーズセレクションの一つとしてプライオリティパスを選択可能

地方銀行が発行するクレジットカードなどは除いていますが、実に多くのクレジットカードにプライオリティパス プレステージ会員の権利が付帯していることに驚きます。

クレジットカード選びには自分の旅行スタイルを考慮に入れるべし

年会費だけでなく家族会員もPP無料か同伴者料金が無料かも重要なポイント

年会費の安さで選ぶなら一番安い「楽天プレミアムカード」で十分ですね。しかし、プライオリティパスを利用するときに考える必要があるのが、一人で使うことが多いのか複数人数で使うことが多いのかという点です。といいますのは、基本的にプレステージ会員無料サービスが適用されるのは「カード本会員」のみですが、カードによっては家族会員も無料、同伴者も無料となるものがあるのです。ですからプライオリティパス目的でクレジットカードを作るなら、どのようなシチュエーションでプライオリティパスを使うことが多いのかを考えておく必要があります。
例えば、家族4人で旅行しプライオリティパスを用いてラウンジを利用する場合を考えてみます。楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスだと、カード本会員は無料となりますが、残りの3人については1人当たり27USドル、合計81USドルも必要となります。
しかし、先ほど申し上げたように「本会員」にも「家族カード会員」にもプライオリティパスのプレステージ会員無料の特典が付いた上に、なんと「同伴者」も無料になるクレジットカードがあるのです。その場合は家族に家族カードを発行すれば、本会員、家族会員それぞれ同伴者1名まで無料となるわけですので、家族4人での旅行で使う場合は4人とも無料になるわけです。
このようにどのクレジットカードがプライオリティパスをお得に作ることができるのかという問いに対する答えは利用するシチュエーションにより変わることがご理解いただけるかと思います。

年会費の安さで選ぶなら

多くの人におすすめできるのは楽天プレミアムカード

とにかく安くプライオリティパスを維持したいというのであれば、楽天プレミアムカードが最適です。年会費が10,800円とリーズナブルなだけでなく、楽天市場で5%以上の還元となり、海外旅行傷害保険も比較的充実しています。しかも、入会初年度は楽天ポイントで年会費は実質無料となります。入会されるのであれば以下のリンクからどうぞ!

ただし、家族カード会員はプライオリティパス発行対象外であることに注意が必要です。また、空港ラウンジを同伴者と一緒に利用する場合は、同伴者1名につき同伴者料金として3240円が必要となる点にも注意が必要です。この同伴者料金はなぜか他のクレジットカードよりも高く設定されていますのでご注意ください。

年200万以上利用するのであればセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスも選択肢に!

確実に年200万円以上クレジットカードを利用するのであれば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスも選択肢に入れていいでしょう。年会費が10,800円でプライオリティ・パスを維持でき、JALマイルが付与率1.125%となります。また、コンシェルジュサービス、各種付帯特典も利用でき、年会費の割にはサービスが充実しています。

夫婦や親子で利用するなら

夫婦や親子など家族2人でプライオリティパスでラウンジを機会が多い方は、家族カード会員もプライオリティパスを発行できるクレジットカードを選択肢に入れる必要があるでしょう。家族会員もプライオリティパスを無料で発行できるクレジットカードは以下の通りです。

家族カードでもプライオリティパス発行可能なクレジットカード

カード名 年会費 家族カード年会費
MUFG・プラチナ・アメックスカード 20,000円+税 1人目無料
2人目3,000円+税
JALアメックス・カード プラチナ 31,000円+税 15,500円+税
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード〈プレミア〉
(Recognized VIP)
50,000円+税
※300万円以上利用:20,000円+税
無料
三井住友プラチナカード 50,000円+税 無料
ラグジュアリーカード(チタン) 50,000円+税 15,000円+税
ANA VISA プラチナ プレミアムカード 80,000円+税 4000円+税
ラグジュアリーカード(ブラック) 100,000円+税 25,000円+税
ダイナースクラブ プレミアムカード 130,000円+税 無料
アメックスプラチナカード 130,000円+税 無料
ANAアメックス・プレミアム・カード 150,000円+税 無料
ANAダイナースプレミアムカード 155,000円+税 無料
ラグジュアリーカード(ゴールド) 200,000円+税 50,000円+税
アメックスセンチュリオンカード 500,000円+税 無料

※三井住友プラチナカードはメンバーズセレクションの一つとしてプライオリティパスを選択可能

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめ

その中でも、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードについては、家族カード会員の年会費が1名分無料です。2名様以降については3,000円+税と低額です。家族会員にもプライオリティ・パスが付帯するので、夫婦で発行した場合1人あたりのコストは10,800円で済みます。その割にコンシェルジュ、手荷物無料宅配、充実した保険などプラチナカードとしての特典もある程度充実しており、プラチナカードとしてはコスパもいいと思います。

一応公式ページのリンクを以下に貼っておきますが、陸マイラーの方だとポイントサイトによく出ていますのでポイントサイト経由で申し込むのがいいと思います。

 

300万円以上カード決済する方にはMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード〈プレミア〉
(Recognized VIP)も選択肢に上がるでしょう。しかし、こちらはインビテーション制で三菱UFJフィナンシャル・グループでの預入残高、取引履歴などが重視されているという噂があります。

三人以上の家族あるいは恋人や友人との旅行、同僚との出張で利用するなら

3名以上の家族でプライオリティパスでラウンジを利用されることが多い場合は、家族カード会員にもプライオリティパスを発行できることに加えて、同伴者も1名無料になるクレジットカードも選択肢に入るでしょう。

また、恋人や友人との旅行、同僚との出張の場合は同伴者は家族カードを保有していません。このような場合に自分だけラウンジというのは気が引けますよね。家族カードを持っていない同伴者も無料だと恋人や友人との旅行や、同僚との出張で利用する場合にも遠慮なくラウンジを利用できます。

プライオリティパスで同伴者も無料となるクレジットカード

カード名 年会費 同伴者
楽天ブラックカード 30,000円+税 2名無料
セディナプラチナカード 30,000円+税 1名無料
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード〈プレミア〉
(Recognized VIP)
50,000円+税

※300万円以上利用:

20,000円+税

1名無料
JCB ザ・クラス 50,000円+税 1名無料
アメックスプラチナカード 130,000円+税 1名無料
アメックスセンチュリオンカード 500,000円+税 2名無料

このあたりのカードになるとさすがにインビテーション制のものばかりとなっており発行したいときに発行できないカードばかりとなっています。しかしながらアメックスプラチナカードは紹介という形で以下のリンクから申し込むことができます。

ここから申し込めば私からの紹介ということにはなりますが、発行で20000ポイント、入会3か月以内に50万円以上の決済でさらに20000ポイント、入会3か月以内にさらに50万円(合計100万円)の決済でさらに20000ポイントの計60000ポイントがボーナスとして付与されます。ANAマイルだと60000マイル、その他の航空会社だと48000マイルに相当します。

もし「よくわからないリンクを踏んで大丈夫かな」とご心配される方がいらっしゃればサイトタイトル横にあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。直接メールでやり取りするなど他の方法でご紹介いたします。お名前は偽名やハンドルネームなどでも大丈夫です。紹介を希望される方の個人情報(お名前、お仕事、年収など)を僕が知ることはありませんのでご安心ください。また逆に紹介を希望される方が僕の個人情報を知ることもできません(笑)

またアメックスプラチナカードは年会費がかなり高いですが、Hiltonやマリオット/SPGの上級会員も付帯していますし、高級ホテルによく泊まったり、海外によく行かれる方は年会費分はあっという間に回収できます。アメックスプラチナカードの他の特典などの詳細につきましては以下のリンクをご参照ください

最後に

僕も最初はどのクレジットカードでプライオリティパスを発行しても同じじゃないのと思っていたのですが、家族カードでも発行できるもの、同行者も無料のものがあり、しかも同行者無料でないカードでは同行者にかかる料金も実はクレジットカードによって違うことを知りびっくりしたのをきっかけにプライオリティパスについてまとめてみました。皆さんのライフスタイルに合わせて最適なクレジットカードを発行してプライオリティパスを活用して快適な空港での時間を楽しんでみてください!

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