JR九州ホテルブラッサム大分宿泊記(ななつ星風インテリアや天空露天風呂が特徴)

JR大分駅ビル「JRおおいたシティ」に直結するJR九州ホテルブラッサム大分に宿泊してきました。水戸岡鋭治氏が手掛けたクルーズトレイン「ななつ星」を思わせるインテリア、日本トップクラスの高さにある最上階の天空露天風呂、九州の食材を盛り込んだクオリティの高い朝食など値段の割にはとても満足度の高い滞在ができました。客室、温浴施設「CITY SPA てんくう」、朝食の内容などをご紹介します。

JR九州ホテル ブラッサム大分の特徴

「JR九州ホテル ブラッサム大分」は20154月に開業したJR大分駅ビル「JRおおいたシティ」の高層階(818階)にあるホテルです。下の写真は大分駅なのですが左の高い建物の高層階がホテルになります。

その名の通りJR九州ホテルズの1つなのですが「ブラッサム」ブランドはアッパークラスという位置づけで少しハイグレードなビジネスホテルという印象を受けます。このホテルのインテリアを手掛けたのはJR九州の高級クルーズトレイン「ななつ星in九州」のデザイナーとして知られる水戸岡鋭治氏で、ホテルの中では水戸岡色が強いといわれているようです。下の写真は8階フロント前のロビーですがななつ星のような落ち着いた高級感が醸し出されています。

JR九州ホテル ブラッサム大分の客室

 客室は和のテイストで木を使っておりぬくもりとやさしさを感じます。

ベージュのリーフ柄の壁紙、窓には組子入り障子、天井からはペンダントライト、枕元にはレトロ調のナイトランプがあり、随所に組子細工をアクセントに取り入れられ、レトロな感じの落ち着いた空間となっています。

客室は918階の高層階にあるため、窓からの眺めも楽しめます。こちらは大分駅前中心部側になります。

 バスやトイレはこんな感じです。バスは後述の「CITY SPA てんくう」を使ったので私は使いませんでした。

バスタオル、フェイスタオル共に今治タオルというのも嬉しいです。

テレビをつけるとホテルの案内画面が最初にでてきます。Wi-Fi案内やお天気、周辺案内など画面でチェックできるのは嬉しいサービスですね。

 無料のミネラルウォーターは「ゆふの黒 プレミアム」で毎日2本補充されます。

最上階の天空露天風呂「CITY SPA てんくう」は最高!

ホテルの上の19 21階には温浴施設の「CITY SPA てんくう」があります

JR九州ホテルブラッサム大分宿泊客は無料で利用可

JR九州ホテルブラッサム大分宿泊客は

・入浴料が無料(通常1500円)で1日に何度でも利用可能(岩盤浴やてんくうラウンジを含む「ヒーリングスパ」は別料金で1400円)
・ナイトウェアを着たままスリッパで利用可能
6:009:30は宿泊者のみ利用可能

なのがうれしいところです。

館内エレベーター直結で、「CITY SPA てんくう」のフロント19階へ上がり、フロントで部屋のカードキーと下駄箱の鍵を渡すとタオルセットが貸し出されます。客室からはナイトウェア、スリッパ着用のままで訪れることができ、かつタオルも用意されているので使い勝手は大変良好でありがたいです。

何と言っても天空露天風呂からの絶景が最高!

フロアは3フロアあります。

 脱衣所は1つ上の20階にあります。

ここから先は撮影禁止なので公式ホームページから画像を拝借します。

20階には脱衣所の他、内湯やフィンランドサウナ、アロマスチームサウナがあります。

内湯はナトリウム-炭酸水素塩泉だそうで、茶褐色でぬめりを感じます。壁はガラス張りなので眺望も良好です。

裸のまま階段を21階に上がると露天風呂とてんくうサイドテラスが設置されています。

 

露天風呂には浴槽は2つあって2種類の温泉が楽しめます。一つは内湯と同じもの、もう一つは炭酸ガスが入っている高濃度炭酸泉のようです。炭酸泉に入浴すると、身体に細かな泡が付着します。こちらは温泉のもうひとつの浴槽よりもぬるめでゆっくり長湯でき、体の芯から温まり、湯上り後もポカポカ温かさが持続します。

こちらの露天風呂の最大の特徴としては柵がない!オープンでめちゃ開放的なのです。普通高層部に露天風呂があっても目隠しや危険防止目的で柵やガラスで仕切られており、景色が見られないか、立ち上がってやっと少し景色が見えるくらいだと思いますが、こちらは湯につかったまま、夜景など地上80mからの絶景が楽しめます。

 周りのビルでこちらの露天風呂より高いのはホテル日航大分 オアシスタワーくらいで遮るものもなく、大分駅付近の市内の夜景が眺められ、別府湾が一望でき、高崎山などの山々や別府市内の夜景も見ることができます。また大分駅直結なので大分駅に出入りする列車も眺められます。僕は夕方入浴時にあそぼーいを見ることができました。また朝に別府湾に浮かぶさんふらわぁを見ることもできました。

またデッキチェアが並んだてんくうサイドテラスもありこちらで景色を眺めて休憩し再度入浴することも可能です。

 

 昼夜は宿泊者以外も利用できますが、朝600930だけは当ホテルの宿泊客限定なのでゆったり温泉を楽しめます。

 「カフェバーてんくう」での風呂上がりの1杯が最高!

風呂上がりに一杯ひっかけたい場合には20階にある「カフェバーてんくう」が便利です。

新感覚の氷点下ハイボール「かぼすフリージングハイボール」のほか、アルコールを中心とした飲み物やおつまみや軽食もありますので、お風呂上りに楽しむのもいいでしょう。

僕はビールかハイボールかサワーと好きなおつまみを2品選べる「ドリンクおつまみセット」(1000)を頂きました。

おつまみは冷奴とからあげを選択!宴会前でしたが温泉で温まり最高の1杯でした!

 宴会前でなければ大分名物「ひゅうが丼」(りゅうきゅう丼ともいいますね)がとても気になり食べたかったです

 九州食材を盛り込んだ朝食も魅力!

「JR九州ホテル ブラッサム大分」のもう一つの魅力が朝食です。屋上庭園を眺められるレストラン「庭の食卓・四季」では大分をはじめとして九州各地の食材を盛り込んだ松花堂風の弁当が配膳されます。

残りの食べ物はビュッフェコーナーで自由にとることができお代わり可能ないわゆるハーフビュッフェ方式です。

ビュッフェコーナーには以下のようなものがありました。

野菜や果物、ヨーグルト
 魚のコロッケ「魚ロッケ(ギョロッケ)」やハンバーグ、ベーコン、スクランブルエッグ

うちのたまごの温泉卵、手作り掬い豆腐、御飯の友、とろろ

写真はありませんが御飯や味噌汁もあります。味噌汁の横には大分名物の「くろめ」という海藻もありました。

ジュースや牛乳、パン、コーヒーなども用意されています。

こんな感じでお弁当とハーフビュッフェのおかず、御飯を頂きました!

九州食材のお弁当の中身は日替わりのようですがだいたいこんな感じだそうです

とても美味しかったのですが大人1800円しますので連泊の場合はあまり内容も変わらないでしょうし1日だけで十分かなという気がしました。

「シティ屋上ひろば」は子供連れにオススメ!

この朝食会場のレストランはホテルフロントのある8Fにあるのですが窓の外にはJR大分駅の上にある広さ約4500平方メートルと日本最大級の屋上庭園である「シティ屋上ひろば」が広がっています。こちらは宿泊者は朝から散策可能です。

屋上庭園のシンボル的存在「夢かなうぶんぶん堂」

「鉄道神社」

 

水戸岡鋭治氏オリジナルデザインの「くろちゃんぶんぶん号」の停車場

くろちゃんのカフェ

 特急「あそぼーい」の車内にある木のボールプールを思わせる屋内の遊び場もあります

ちょっとした散策が楽しめます。僕は朝に散策しましたがとても気持ちよかったです。

子供が楽しめそうなくろちゃんぶんぶん号、くろちゃんのカフェ、屋内遊び場もあり、鉄道好きな次女を連れてまた訪れようと思いました!

宿泊にかかった費用は?

今回は2泊で17500円でした。1泊あたり8750円になります。

大分のビジネスホテルにしては少し高めなのかもしれませんが、ちょっとこだわったインテリアの客室、そして何と言っても「CITY SPAてんくう」が何回も使えるのであれば他のビジネスホテルより少し高くてもまた泊まろうと思えるホテルでした。

最後に

 JR九州ホテルブラッサム大分は有名なデザイナー水戸岡鋭治氏が手掛けたクルーズトレイン「ななつ星」を思わせる落ち着いたレトロ感のあるインテリア、日本トップクラスの高さにあり絶景を楽しめる最上階の天空露天風呂、九州の食材を盛り込んだクオリティの高い朝食があり満足度の高いホテルでした。大分での宿泊には是非オススメしたいホテルです。

 

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