成田空港での国内線→国際線乗り継ぎ体験記(伊丹発)

今回は伊丹空港から国内線で成田へ、成田空港から国際線でサンフランシスコへ出発という旅程でした。

ブログを読んでいても関東圏の方が多く、成田での国内線→国際線乗り継ぎの体験記はあまりなかったので少し不安でした。出発空港でのスルーチェックインの様子、成田空港での国内線→国際線乗り継ぎ専用保安検査場と出国審査場の導線、出国審査を終えてからラウンジまでの移動など自分の体験をまとめましたのでお役に立てれば幸いです。

 

出発空港(伊丹)でのスルーチェックイン

今回のように 

国内線出発空港→(国内線)→国際線出発空港→(国際線)→目的地

の旅程の場合、スルーチェックインという手続きが可能です。

スルー・チェックインとは、目的地以外の空港で乗り継ぐ旅程において、出発空港で最終目的地までの複数区間の搭乗手続き・手荷物のお預かりを一括して行うことです。スルーチェックインは、下記の条件を満たしている場合にのみ承ります。

乗り継ぎ時間を満たしていること。

乗り継ぎ便の予約が確保されていること。

乗り継ぎ便の運航会社がスルーチェックイン提携航空会社であること。

日本国内線出発空港で、国際線区間の搭乗手続き、手荷物を預けることも可能で、手荷物は成田で一旦受け取る必要はなく、最終目的地(今回の場合はサンフランシスコ)で受け取ることができます。 ただし、日本国内区間の到着空港と国際線の出発空港が異なる場合(羽田-成田または伊丹-関西空港)はスルーチェックインはできず、一旦国内線到着空港で手荷物を受け取り、改めて国際線出発空港で預けなおさないといけません。

伊丹空港ではスルーチェックインは「国際線乗り継ぎカウンター」で行います。伊丹空港では国内線の搭乗手続きカウンターやプレミアムチェックインではできません。「国際線乗り継ぎカウンター」は南ターミナル1階の隅にあります。 下の地図の赤丸の部分です。

 

 

この日は中日とは言え、GWど真ん中でしたので国内線の搭乗手続きカウンターは多少の行列がありました。しかし、国際線乗り継ぎカウンターはガラガラだったので助かりました。

 

 

荷物を預けて身軽になったところで2階のアメックスカウンターに向かいます。いつものごとくミールクーポンを頂くためです。 今回は中之島カレーにしました!ミールクーポンだと飲み物とサラダも付くのですね!

 

 

その後保安検査場に向かいます。今回は成田からの国際線はビジネスクラスですが成田までの国内線は普通席です。この場合、伊丹でANAラウンジは使えるのですが、保安検査場は優先レーンが使えず、優先搭乗もありません。ここで先日ステータスマッチで獲得したスターアライアンスゴールドが役だちます。

 

 

優先レーンで保安検査場を通過し、ANAラウンジへ向かいます。

 

 

NH2178便は14時21分に伊丹を離陸し、成田に15時29分に着陸しました。

成田空港での国内線→国際線乗り継ぎ専用保安検査場と出国審査場

成田の国内線の飛行機はいわゆる沖止めですので飛行機を降りるとバスに乗り込みます。バスが到着ゲートに到着すると案内板に従ってエスカレーターを上がり3階の保安検査、出国審査へと進みます。

 

成田での国内線→国際線乗り継ぎの場合は専用の保安検査場があり、そこを通ると、これまた乗り継ぎ専用の出国審査があり、国際線セキュリティエリア内に入れます。以前JALで出国した時にこの流れを経験したことはあったのですがANAでは初めてだったのでどれくらい時間がかかるか読めませんでした。

 

 

上の地図赤丸の部分が国内線→国際線乗り継ぎ専用保安検査場と出国審査場です。ここにたどり着くまでに一旦制限区域外に出るルートや国内線乗り継ぎルートもありますので注意が必要です。成田は沖止めなので前方席に乗っていても出国手続きに早く並べないのが地味に痛いですね。出国審査に思ったより並びました。出国審査を通過して地図を見ます。

出国審査を終えてから第4サテライトのラウンジまで移動

出国審査を過ぎると上の地図赤丸の場所に出てきます。つまり第5サテライトにいたのですが、出発ゲートは42番(上の地図オレンジ丸)で第4サテライトということで地下通路(上の地図緑丸)で移動しなければいけません。

ANAラウンジは出国審査を過ぎて出てきた赤丸の地点から近い場所(第5サテライト)と、出発ゲートに近い場所(第4サテライト)の2か所にあります。しかし、出発ゲートまでの移動時間が読めないので出発ゲートに近い第4サテライトのANAラウンジ(上の地図オレンジ丸)を利用することにしました。 出国審査と移動で想定外に時間を取られました。16時05分に何とかANAラウンジに滑り込みます。

 

 

搭乗開始は16時40分なので30分程度しかラウンジに滞在できません。 まずカウンターでシャワーの空きを聞きます。空いているとのことでシャワールームに直行です。この日は午前にジムで筋トレをしてシャワーを浴びてから出発したのですが、伊丹でカレーを食べて汗をかき、成田でのバタバタ移動でさらに汗をかいたこと、サンフランシスコ到着は現地の午前なのでもう一度シャワーを浴びることにしました。 カウンターで搭乗券と引き換えにシャワールームの番号札?を渡されます。何だか搭乗券を渡すことに不安を覚えてしまいます。

 

 

ラウンジでのシャワー初体験です!ビジネスホテルのシャワールームのイメージでしたがタイルが高級感を醸し出していて、意外と広々としていて清潔だなという印象を受けました。お腹が弱い私にはトイレがついているのも有難い。

 

さっと汗を流し、ラウンジに戻るともう16時30分です。ラウンジ散策する暇もありません。

 

 

ポカリスエットを飲み、日本酒バーで1杯だけ日本酒を頂き、搭乗ゲートへ向かいます。

 

 

ビジネスクラス搭乗の列はスターアライアンスゴールドの方も並べるためかすでにかなり長くなっていました。さぁいよいよ初めてのANA国際線、ビジネスクラスに搭乗です。

ビジネスクラス搭乗記は以下のリンクからどうぞ!

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